誰も不幸にならない現代風な昔話を創ってみたら意外に面白かった件

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わら、木材、レンガで家を創った三匹の子豚とおおかみの件。日頃から備えはしっかりしておきましょうとの教訓を持つお話ではあるのだけど、大本の話ではわらと木材の家を創った子豚は食べられてしまう(近年の差し換え版では食べられないことになっているようだけど)。

で、それでは子豚は不幸になってしまうし、最後のオチでおおかみも不幸になる。そこで皆が不幸にならないようにしつつ、大本のコンセプトを維持したら......ということで、ちょっと現代風にアレンジしたお話。日本風も加味されているかな。

「旦那が何を言っているかわからない件」に、あらゆる物語をハッピーエンドに終わらせる同人誌を創っている人が出てくるのだけど、その人の切り口に似ている。原作を知っていることでより一層楽しめる的な作品ではあるけれど、高く評価したい。


こちらのかぐや姫の話もウィットに富んでいて、つい笑いがこぼれてしまう。こういう類の作品ってのはストーリーの構築には非常に労力が必要となるのだけど、それだけに作者のセンスがびりりと出てきて、良い作品は大変な輝き具合を持つことになる。海外にも似たようなコンセプトの作品(有名な映画を自分なりにハッピーエンドにしてみた、的な)はあるので、海外向けに展開しても評価されるに違いない。

今後の作品展開にも期待したいところだな。

            

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このページは、不破雷蔵が2015年8月 4日 07:13に書いた記事です。

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