トイレの正しい使い方に関する啓蒙ステッカー

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京都市では,外国人観光客にトイレの使用方法を周知するため,掲示物を作成し,公衆トイレ内に掲示しています。しかし,近年,外国人観光客が急増し,使用後のトイレットペーパーをごみ箱に捨てるなど,自国の生活習慣に基づき,トイレを使用されている観光客が多いのが現状です。


そのため,より一層分かりやすくトイレの使用方法を周知できるように,これまで文字中心であった掲示物から,イラスト中心の啓発ステッカー(4言語併記)を作成しましたので,お知らせします。


漫画やアニメ、物語ではあまり語られることの無い、人間の生理的現象の一つ、トイレ。自分達が使っている様式が世界中どこででも通用すると思ったら大間違いで、結構地域によりけりだったりする。で、海外からやってくる人たちがちゃんと行き先の社会常識を事前に勉強してくれば良いのだけど、そうとも言い切れないのが現状。

ってことで、京都市では外国人観光客でも一目でわかるように、図版式のトイレ利用方法についてのステッカーを展開するようになった。テキストで公布しても読めないけれど、YouTubeのような動画などの映像でなら、言葉は分からなくても理解はできるよね、といった典型的な例。まるで「テルマエ・ロマエ」に出てきた、お風呂のマナーを掘り込んだ石版のようだ。


この辺りの話は病院のトイレだと結構進んでいたりする。病院内ではさまざまな症状の人がトイレを利用するので、多様な状況に対応する必要があるからかもしれない。実際、センサー式ではあるのだけど、ボタン式、さらにはレバー式まで用意されている場所もある。さらに緊急時に看護師などを呼ぶボタンもあるので、病院のトイレはちょっとしたハイテクなコクピット的な感すらある。緊急ボタンを押すとちゃんと看護師と会話できるんだよ、マジで(入院時に一度間違ってボタンを押してしまい、会話した経験あり)。

まぁ、このトイレ使用方法のステッカーのように、アイコンで分かりやすくってのは、何も海外の人に限った話では無く、老若男女を問わずって意味でも良い話なのかもしれない。後はいかに上手く図案を作れるか、だよね。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月 3日 07:23に書いた記事です。

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