一次情報を自分で確認できるようになってから報道への見方が変わったという話

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先日の【マスコミの「圧力」と、「商売だから」は通用しない実態と、現在のジャーナリズムはすでに臨界点を超えているとの話と】に係わるレスポンスの一つ。表現は変えてあるけれど、何度か言及した話でもあるかな。「ネットに触れて真実を知るようになった」というといかがわしい香りしかしてこないけれど、少なくともネットの利用によって取得できる情報の範囲が広まった事に違いは無い。ジャンク情報も多いけど、大本となる情報も容易に手に入ることができるようになった。

例えるなら近所のお店で「本場●×の味」として売りに出されているラーメンがそこそこ美味しいカモ? と思っていたのだけれど、実際にその本場のお店に行って食べてみたら全然別物だった、なんてことがあったような、そんな感じ。

無論そのラーメン屋のたとえでも本当に本場と変わらないぐらいの、努力をした結果としてのステキなものもあるだろう。でもそれが単なるまがい物だったら、ボッタクリだったら、ショックは大きい。

速報......に限らず従来型メディアの多くは、時間を必要とするのが前提となっている。電波媒体の場合はある程度時間を犠牲にして速報性を前提にしているけれど、同時に正確性にも欠けることになる。「速報だから仕方がない」、それは一理ではあったのだけど、比較対象となるネットの登場により、その免罪符が使えなくなってきた。そしてよほどの事が無ければ訂正し、状況の回復をしないというこれまでの姿勢にも「おかしいよね」の声があがる。これは仕方がない。

さらにいえば情報の一過性や速報性を利用、というか悪用して、偏向的な報道が成されることもある......というかあったことが、上記にある一次情報の精査が可能になったことで、色々と検証されるようになった。ラーメン屋の例えにしても、本当の本場の店にいかなければ、その味がまがい物であったか否かは判断できないものね。


掲載場所には限界があるので、多少意図がずれていたとしても、簡略化する必要があるとの主張も一理ある。ただ、今では各報道もウェブメディアを持っている以上、素材をそのまま併記公開していけば良いまでの話。

まぁ、これは同時に「一次情報として呈されたものが本当に正しいのか否か」との問題も生じてくるのだけどね。報道から出された一次情報と、そののちに官公庁から出された議事録を見比べてみたら、報道側のは都合の悪い部分が結構削られていたなんてこともあるぐらいだから......。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年7月 4日 07:28に書いた記事です。

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