明確化されることで増幅することもある...「不機嫌」の体現化のメリットとデメリット

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心理的に頭の中でもやっとしていること、わかってはいるのだけれど、言語化がしっかりとなされているわけではないので、明確化できないこと、言葉通り「なんとなく」のレベルでの考えを明確化し、問題をはっきりとさせ、状況の改善を目指す方法の一つとして、文章にする手立てがある。
これは前にも何度か言及したもので、ホワイトボードなり紙にガリガリと箇条書きで良いので書き連ねたり、さらにはワープロ上に書きなぐっても良い。文字として体現化されれば、なんだこんなことだったんだとすっきりすることが少なくない。意味を確立し、後々まで残す「文字」という仕組みの偉大さの一つに違いない。

ただこのメリットは、指摘の通り場合によってはマイナスの......というかマイナスの増幅をもたらす可能性がある。スピーカーで音楽を増量させることができるのなら、同じスピーカーで雑音も大きくなるってのと同じ。不機嫌さを言語化すると、それが明確化してしまうことで、増幅されることがある。まぁ、悪意の体現化を「呪い」というのなら、ネガティブな意味での魔法(呪文)も広義では似たようなものかな。自分のダメージがMPの減少、みたいな。

あるいは、愚痴をこぼし続けると、どんどん心が重くなるような。マイナスの意味での自己暗示ってやつだね。自分はダメだと思い続けていると、本当にダメになってしまうような気になってしまう。

だからマイナスの方向性を持つ想いを体現化する時には、その増幅された心境を退治する手段を同時に用いなきゃならない。これもまたおまじないみたいなものだけど、要は自分自身が納得すれば良いまでの話で、手立てはいくつもある。愚痴をこぼす際に必ずそれに対となる、解消法なり今後の指針も語ること。紙に書いたものは、ぐしゃぐしゃに丸めて、「こんな考えとはもうおさらばっ」的に宣言しながらゴミ箱に投げ捨てること。要は自己暗示をポジティブな方向に転じさせればよい。

まぁ、すべての場合に当てはまる法則なんてのは無くてケースバイケースだし、心境的に落ち込んでいる、不機嫌な時には、どんなことでもマイナスに考えてしまうので、連鎖的にプラスの事柄を考えようとしても、マイナスな話が先に頭へとイメージされてしまう。さらには「プラスなことを考えても、今のマイナスが解消されなければ意味がない」と、自己否定までしてしまいかねない。

とはいえ、今件指摘の通り、「プラス方面同様、マイナス方面でも体現化されることで増幅されることはある」ってことは、認識しておいたほうがいいんだろうね。そしてそこから、愚痴の類は口にしない方がいいんだろうなあ、っていう理解にもつながるわけだ。


追記:


......とのことです。後程フォローが来ましたのでこちらにも添付。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月13日 07:36に書いた記事です。

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