ペヤングが好調で売れすぎて他地域の販売が延期、さて「品薄商法」との声は......!?

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先日ようやく再販成ったペヤングやきそば。フライング販売が報道されたり、空港での販売も行われるなど、ちょっとしたイベント、そう、まるでかつてのWindowsの新OSが発売された時のような騒ぎぶり。しかも地域性が案外強いアイテムだったので、それもまた興味関心を集める一因と見る事もできる。

その売れ行きの好調さで、量産が間に合わず、関東以外の地域での販売が2週間ほど後ろにずれ込むことになってしまった。いわゆる需給バランスが崩れ、このままでは安定供給が出来なくなるという話。元々定番アイテムではあるのだけど、話題性が高まっただけに、これは仕方がないよね。

で、似たような話が先日相次いであったよね。レモンジーナとかファミリーマートのフラッペとか。確かに商品プロモーションの手口としては「品薄商法」ってのは一つの手としては有効かもしれないけれど、コミュニケーションの仕組みが大きく変わった現在では、むしろデメリット、リスクの方が大きく、それを採用するプロモーターなり広告担当のスキルが疑われるってもの。当然今件も、レモンジーナやフラッペも、企業側は品薄商法であることは一言も語っていない。けれどネット上では少なからず話題に登り、叩きの材料となった。

ペヤングではその類の話はとんと聞かない。なんでだろう。

聞かないといえば、食品への異物混入に係わる話、特に報道も聞かなくなった。確率論としてはゼロでは無いし、ある程度のぶれは存在しうるにしても、一時期あれだけ騒がれていたものがぱたりと無くなるはずは無い。


と指摘されているけれど、多分その通りで、ネタとして消耗したので取り上げられなくなっただけなんだろうなあ、と。要は問題とされている事象そのものは二の次で、ネタとして使えるか否かが問題であったと。本末転倒とはこのことなのかなあ、とも思いながら。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月11日 06:52に書いた記事です。

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