ファミマのフラッペ新商品の品薄状態を「品薄商法」と揶揄する意見を見て

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先日【FAMIMA CAFEのフラッペメニュー「抹茶」「マンゴー&オレンジ」が品薄状態になった件について】でも触れたのだけど、当方も抹茶味を飲んでワンダホー状態を満喫した、ファミマの新作フラッペが品薄状態となった件について。これに関して案の定あちこちで「品薄商法だ、品切れ商法だ」と揶揄する声があちこちで見受けられる。

で、以前から何度か触れている通り、少額で入手しやすい商品に関して、ネット上の情報展開が爆発的な需要を一時的に創生する事態が生じ、品薄になるのは有り得る話。例えるならサービス開始直後のネットゲームとか、新しいフィギュアの注文予約受付時の申し込みサイトとか。あれをイメージすると分かりやすいかな。そして瞬間最大風速的な需要への対応は、物理的商品では難しい。デジタルならまだ対応は比較的容易ではあるんだけど、生産ラインの問題や、商品在庫とかね。「たまごっち」の事案を忘れた人も多いようだ。

まぁ、ぶっちゃけ、「品薄商法」がゼロとは言えない。どこかの企業がこっそりやってるってことはあるだろう。けれど昔と比べて随分とリスクが増しているのは事実。それがネットの普及によるメリットでもある。

一方、「品薄商法だ」と語って叩けば、何だか世間の風潮にのった感じで、ちょっと偉くなったような気分を味わえるのも事実。「ステマ」と同じ。そもそも論として品薄商法とかステルスマーケティングの意味をどこまで理解しているのだろうか。


ネット絡みならこの指摘にも同意。企業側が想定しなかったようなきっかけで、需要が急増するってのが十分にありうる。そりゃこれまでもその可能性はあったけれど、情報伝達が容易なネットの上では、このウェーブが容易に発生しうる。直近では指摘のレモンジーナとか、セブン-イレブンのひよこのむーすが好例。

そこまで色々と考えると、確かに商品、とりわけ少額の消費財に関して、需給の予想がつきにくくなっているのは否めない。さらにマクドナルドの事案でも指摘しているけれど、大手企業のマーケ担当者や外部コンサル絡みでは、どうも旧態依然のロジックで物事を考えている事例が多いような気がする。現在の状況をしっかりと認識把握した人材が育ってないのかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月 4日 07:09に書いた記事です。

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