タカラトミーがリニアモーターカー的な鉄道模型を発売、マジで磁力で浮くんだそうな

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4両編成の各車両に搭載した磁石・コイルと、レールに取り付けた磁石との反発で浮上・走行する仕組み。回転式モーターや車輪、ギアといった通常駆動に必要な要素は一切排除した。


レールに取り付けた帯状の磁石と、各車両底部の四隅に搭載した4つの磁石の反発力で、約2ミリ車体が浮上。各車両に搭載した独自開発の「高速磁気センサー」(特許出願中)と推進用コイルがレール上の磁石を感知し、コイルに電流が流れて磁界を発生、レールと車両の磁石同士の反発で推進力が発生し、車両が前進する。車両の充電は専用ケーブルで行い、30分の充電で20分の走行が可能だ。


これまでにもリニアモーターカーの車両を模した模型はあったんだろうけど、稼働システムの部分にまでリニアの仕組みを模したものはちょっと記憶が無い。いや、論理的には「磁力で浮かせて推進力を生み出す」ってのはさほど難しいものではないんだろうけど、それを子供向けの玩具として成立させて動かすようにする汎用品を作るってのは、どういうことなんだろう(ほめ言葉)。


動画を観ても「スケールサイズで時速500キロメートル」ってのがあながち誇張表現でないことが分かる。プラレールのスピードを見慣れていると違和感を覚える位の、早回ししてるんじゃないかと思うぐらいの速さ。ぶっちゃけると情緒も何もあったもんじゃないけれど(笑)、未来に来たような感じを覚えることは確か。いくつかセットをつなげて長距離をいっぺんに走らせてみたいし、改造してレールガンを以下略。

それはともかく。これだけステキ未来な機構を有した、ミニチュアリニアっていくらぐらいなんだろう。


税込3万7800円。......まぁ、子供のおもちゃではないわな。大きなお子様向けのハイグレードトイって感じかな。あるいは最初からその層に向けたアイテムなのかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月27日 06:47に書いた記事です。

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