迷彩服はカッコイイけど、本来の効用を考えると時と場を選ばないと

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軍服ではお馴染みの迷彩模様。元々見た目が周囲の環境に溶け込むように見せて、敵に発見されにくいのが目的の模様であるだけに、何だかニンジャっぽくてかっこいいいし、模様も何となくスタイリッシュな感がある。とはいえ、その本来の目的があだとなる場合も少なくない。その最たるものが指摘されている山登りの時の服装。

元々目立たないよう、周囲に溶け込むような色合いなのだから、逆に第三者から見つかりやすい方が良い状況下では、マイナスに働くことになる。学生用の黒と白の着色をした自転車がずらりと並ぶ自転車置き場に、一台だけ自分の赤い自転車があればすぐに分かるけれど、自分自身も同じ色の自転車だと、ぱっと見では自分のがどこにあるのか分からない。どこらへんにおいたのか、その場所を知っていればいいけれど、ね。


この辺は結構重要。全体が無理でも、どこか一か所に目立つ色をごんって付けておくことをお薦めってのは覚えておくと良い......あー、「報道」の腕章みたいなものを、目立つ色で作るといいのかもしれないな。少し太めにして、発光塗料で塗って。まぁGPSを実装させるのがベストなんだろうけど、コストを考えるとうにうに。


ほぼ同じ発想で、子供向けの服も迷彩色をはじめとした目立ちにくい色は避けた方が良いってのも一つ覚えておいた方が良い。視界の端に映るレベルでも、しっかりと目立つ色なら違和感を覚えるタイミングがちょいとばかり早くなる。「戦闘用としては役立たないけれど、日常の上ではちょっとやっかい」ってのがポイント。

一つ一つはばかばかしい、些細なことかもしれないけれど、その些細なことの積み重ねがリスクを少しずつ減らしていく。積み重ねって、大切よ、マジで。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月 5日 07:51に書いた記事です。

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