コンプガチャもステルスマーケティングもネイティブ広告も結局......

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「コンブガチャもステルスマーケティングもネイティブ広告も結局ねえ......」という想いを抱いてしまう指摘が色々と。しっかり仕切り分けをすると利益が少なくなるので、何となく曖昧な状態でより多くすくい上げ、テヘペロで誤魔化しちゃおうという、意図的、あるいは深層心理部分での甘え的状況ってのは多分にあると思う。で、デジタル系のビジネスは、その「甘え」の部分が容易にコピー、拡大が可能なので、あっという間に浸透してしまい、問題化する。

自主規制で済む、歯止めが効くのなら今のような状況には陥っていないし、逆に「自主規制ってことは法的拘束力も罰則も無いのだから何やってもいいじゃん」ということになる。そりゃ建前は規律を守るって態度を示すだろうけど。その態度表明もまた、利益につながるのだから。

まぁアレだ。この辺りはネイバーまとめやらまとめサイトの話と同じ。「規制をかけると自由が束縛されかねない」「それじゃつまらなくなる」「自主規制でいいじゃん?」。で、結果がこの体たらく。


で、こちらも指摘の通り、自主規制なんてのは大抵において上手くいかない。大よそ都合の良いような解釈がなされてしまう。中には以前のバイラルメディアの企業の対談内容のように、開き直る人たちも出てくる。で、法的規制が無いうちは、それで儲かることも多いのだから、正直者がバカを見る事になる。わざわざ田植えをして稲を育てるより、収穫時期に他の田んぼから略奪した方が手っ取り早いじゃん? みたいな。時にはそれを正当化する理論まで登場する。

この辺りの話って、非常にざっくばらんな例えになるけれど、どのような世の中の仕組みにも存在する「余裕」「許容範囲内のあそび」の部分を上手くすくい上げる、いわばすき間産業的な部分があるんだよね。で、それがその許容範囲内で済んでいるうちはいいのだけど、それを「俺も俺も」と次から次へと参入してきたり、それぞれが利益をさらに欲張って得ようとするので、社会・業界のキャパシティを超えてしまい、問題が発生し、規制がかけられたりするわけだ。要は「やりすぎたんだよ」。その見極めが出来ない、やったもの勝ち的な風潮がマズイんじゃないかな、という感はある。

例えば料理で味見、あるいはつまみ食いをするのは、少量ならば許されうるし、あらかじめそれを考慮した上で料理は作られる。でも家族全員が次から次へと味見をしたり、さらには隣の人まで呼んできて味見料を徴収するってことになったら、怒られるのは必至。デパートの食品売り場で味見用の料理を次から次へと手元のタッパーに詰めて買い物をせずに店を立ち去るってのは、やはり問題が生じるし、繰り返されるようになると味見コーナーそのものが無くなってしまう。

結局のところ、大人げないんだろうな。コンブガチャにしても、ステルスマーケティングにしても。向くべき対象の方を向かずにビジネスをしている。ちょっと環境が変化すると、今のすき家やマクドナルドと同じような落とし穴にはまってしまう気がするな。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月 5日 06:28に書いた記事です。

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