アンテナの必要と、寄付の金額の目安

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これは直前の「行動領域限界」とちょっと関連のある話。先日の地震に関する話で、それ自身についてはさておくとして、指摘の通り「政府は何もやってない」という指摘が少なからずあり、それが実は「政府はやっていない、というように見えただけ」、つまり「政府がやっていることが見えなかった」ということに対する解説。

もちろんアンテナの精度が低い人も電波を受信できるように、情報発信の領域は拡大すべき。ただリソースの配分に関する優先順位、過度の情報で生じる雑多感による「情報の埋もれ」リスクを考慮すると、難しい話かもしれない。良い方法論の試行錯誤は必要に違いないけれどね。

「政府広報をフォローしろ。公報を読め。官邸アカをチェックしろ」ってのはニンジャスレイヤーのようでもある。

まぁ、アンテナを張って情報を受信するのが目的なのか、それとも騒いだり、その上で叩くのが目的なのか。その方向性によっては、いくら電波を発信しても意味は無いってこともありうるのだけど。


この「個人にとって適切な寄付額の指針」ってのは妙に納得ができるものがある。要は一時に払える余裕資金ということ。あるいは「ちょっとしたぜいたくを覚える外食一回分」でもよい。それが仮に吉野家の牛すき鍋の大盛りにサラダなら、1000円も満たないかもしれないけれど、それはその個人にとって最適な金額になる。額面の高い低いはあまり問題ない。個人のお財布事情に沿った、まさに適切な額面。贈呈品などで良く使われる「うせもの」的な発想と見れば分かりやすいかもしれないね。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月27日 06:31に書いた記事です。

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