ロッキーのテーマ曲は加速装置になる

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軍歌や行進曲などには特にその傾向が強いのだけれど、単に名曲としてだけでなく、その曲が持つイメージが聴いている人に大きな影響を与え、気持ちを誘導させられることがある。暗い曲なら気分がどんよりとした感じになり、明るい曲ならハッピーな気分になり......というもの。ドラマや映画、アニメ、さらには報道番組などでも使われるBGMも、概して聴き手の感情をコントロールする、表現方法の一つでもある。

で、そのような「人を動かす曲」の代表として知られる、映画「ロッキー」のテーマソングがマラソン大会の場でかけられており、その曲に引きつられる形でペースが上がってしまったという話。ツイート主の前後の話を確認するにフェイクの類ではなさそうだし、これは十分にありえる話。

何しろこのロッキーのテーマソングは、単に曲そのものがアグレッシブ的なイメージを持つだけでなく、映画内で使われていたシーンが大いに知れらていることから、さらにやる気を喚起させることになる。

見方を変えると予定していたペース配分を崩される可能性があるので、その部分はリスクともいえるのだけれど、上手く使えば色々な場面で応用が出来そうな気がする。

まぁアレだね。BGMを使って聴いている人の感情をコントロールするってのは良くある話。上で挙げたドラマや報道番組の例はもちろん、スーパーなどで閉店間際になると流れるほたるの光なんてのも良い例だね。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月17日 07:22に書いた記事です。

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