米ソ冷戦時代、ソ連はホットドッグ屋に核ミサイルの照準をセットしていた

| コメント(0)


今でも米ロはどちらかといえば対立関係にあるのだけれど、かつて米ソ冷戦時代において、人類を何回も滅ぼせるほどの大量の核ミサイルがお互いに照準を合わせていたころ。衛星写真などを通じてアメリカ国防総省の建物の中心にある奇妙な造形に、ソ連は大注目。高官が何度となく行き来するらしいことも報告されており、これはきわめて重要な施設に違いない。ここを叩けば相当なダメージをアメリカに与えられるはずだ、ということで、ソ連の大陸間弾道弾なりの照準の対象だったという。

ところがそこは単なるホットドッグ屋。高官が行き来ってのも、要はホットドッグを買いに来ただけだったとさ。なんじゃそりゃ。

実際、偵察衛星の写真を見ると「軍人と思われる一団」が「毎日同じ時間」にこの建物に向かっています。やはり最高司令会議が行われる特殊施設だろう、ということで冷戦中、核ミサイルの照準がここから外されることはありませんでした。


しかしその正体はただの「ホットドッグ屋台」。写真の軍人たちは、単に毎日同じ時間にお昼ご飯を買いに来た省の職員だったのです。


いかにアメリカらしい正体と、米ソ冷戦時代のよもやま話らしいオチではあるけれど、結局大本としてソ連そのものは認めていないので(認めるはずがない(^^;;)、真相は定かではない。ただアメリカではこれは事実同様のレベルの話として伝えられているそうな。一次ソースを見ると、噂場話ではあけれど、ちゃんと米国防総省のサイト内にその話が出てるもんなあ。

カテゴリ:

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年2月23日 07:13に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ヘリウムガス事件(事故)の続報、そういやないんだよね......」です。

次の記事は「もしも「機動戦士ガンダム」シリーズの立ち上げが2015年だったら」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30