オンラインゲームのアーカイブって難しいよね、そういえば

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先日「紙の書籍は残るけど電子書籍は容易に無くなるよね」という話に関して「紙だって容易になくなるやん」というツッコミがあり、それは一理あるなと思った一方で、要はこれまでの「保存、保全方法」とは異なる概念で保全を考えないと、物理的媒体のような感覚とは違った流れ、スピードで無くなってしまいかねないってことかな、と思ったりする。あと「データだからコピーしておけばそのまま残しておけるやん」的な油断もあるんだろう。検索エンジンだって万能ではないどころか最近では無能化しつつあるし、まとめサイトやネイバーまとめの暗躍で中途半端に情報が改ざんされた上でのアーカイブ化が断片的になされ、「ああ、歴史の、事実の改ざんってこんな感じで起きるのかな」ともため息交じりで思ったりもする。

そしてこの保全化、アーカイブ化という観点では電子書籍や紙媒体の本以上にやっかいなのが、オンラインゲーム。昨今ではアプリ形のソーシャルゲームもほぼ含まれる。これらってゲームそのものが保全されることはなく、サービスが終了したら「はい、それまでーよー」的な感じ。攻略方法やゲームルール、スクリーンショット、そして最近では動画がいくばくか残ったとしても、ゲームそのものは保全されない。


そんなのジャンク的な情報でノイズにしかならない。そんな意見も多分あるだろうし、費用対効果を考えたら採算の取れない話でしかない気がする。他方、これからますます増えて来るであろうスマホなどのアプリゲームや、パソコン向けのブラウザゲームは概してその類のオンラインゲーム・サーバー依存型でサービスが終了したら一切その動きを確認できなくなるタイプのゲームに違いないので、その内容が保全されないことになる。

「昔の遊びを今に再現」ってことになると、例えば蹴鞠とか大型の将棋とかなら話は容易だけれど、オンラインゲームの場合は事実上不可能。ヘタすると運用していたメーカー自身でも記録を喪失している、さらにはメーカーそのものが滅んでいる可能性すらある。この辺りのアーカイブ化に関して、何か良い方法はないのかなあ。それとも割り切るしかないのか、動画などで我慢をするべきなのか。

この類の話って、その時点では切り捨てて問題ないと思っていても、後になって物凄く悔やむこと、結構多いんだよね。でもその当時に保全しようとすると、コストはかかるしメリットはほとんどないので、大体ないがしろにされてしまう。難しい話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月20日 08:10に書いた記事です。

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