「つべこべ」は「すべこべ」でも「ずべこべ」でもありません。ではその語源は......!?

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慣用句の類は多分に口頭で伝えられることが多く、あるいは他人が使っているのを真似して使うことも多々ある。確かこんな感じで......という具合で、しっかりとその由来や言い回しを確かめないことも結構あり、気が付くと間違った言い回しを正しいものとして使い続けてしまうことも。【「怒り心頭に達する」では間違いです...慣用句の正しい言い方度チェック】など複数の本家記事でも解説しているけれど、この類の話って、場合によっては使っているうちに間違っていた用法が正しいものとして認識されてしまうこともあるので、さらにややこしくなる。

今件の場合も正解は「つべこべ」だけれど、「すべこべ」と言われても違和感を覚える自信が無い。意味としては同じように認識してしまうかもしれない。


そして「つべこべ」に関しては語源の由来も諸説あり、

⑫つべこベ※

「あべこべ」が指示詞起源であったのに対して「つべこべ」の語源は次のように説明されている(日本国語大辞典)。

一.ツベツベを強めるために下半を同脚韻語と入れかえたもの。また、スベスベ(滑々)の義か、また、ツベカベの就か〔上方語源辞典=前田勇〕。

二.粒癌の転か〔和訓莱後編・但言集覧⑮〕。

第一説に現れる語形「ツベツベ」の語義は「つべこべに同じ」とあり、語源には言及されていない。循環定義のような観を呈しているが、「つべつべ」は反復型としてオノマトベ起源のように感じられる。もしそうであるとすれば「つべこべ」もオノマトペ語源と定義するのが妥当である。


とある。オノマトペ、つまり擬声語がベースらしいけれど......似たような意味・言い回しで「ぐだぐだ」ってのがあるけれど、それと似たようなものなのかなあ。この辺りは記録に残りにくい話でもあるので、調べるとそれだけで論文が書けそう気もする。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月19日 08:05に書いた記事です。

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