「お薬手帳はリケンガー」意見力がある人が語るとそれが妄想でも実害が生じ得る

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お薬手帳と「リケンガー」周りの話は以前元ドコモの人の「それとも何かの利権か?」関連で語った感もあるのだけど、自称医療ジャーナリストで医療関係者からフルスロットルのツッコミを受けつつも「報道の自由」「ジャーナリズムは尊重すべき」の旗を掲げて止まない方が、放送でこのようなことを語ったおかげで、色々とやっかいな事態が現場で起きているという談......お薬手帳に限らず、テレビなどの従来型大手メディアから語られたことを呪文のように聞き覚え、それがすべて真実だととらえるのって、特にシニア層に多いのよね。その方が簡単だし、面倒が無くていいから。無論メディアから語られることがすべて間違っているというわけでもなく、自分の力で考えることが欠かせないだけの話なんだけど。

で。

人が記入する以上「お薬手帳は間違える可能性がある」って話をされていたようだけれど、それってデジタルでも変わらない。入力するのは人。プログラムを作るのも人。結局人が介在している時点でミスは発生しうる。デジタルに任せた部分でのケアレスミスは極力減らせるけれど。


日常生活の中でデジタル化した方が便利なことはたくさんある。一方でデジタル化すると問題が生じたりリスクが増える事象もある。お薬手帳はその一例。相互補完的、あるいはデータの精査用としてデジタル化を推し量るのはいいけれど、便宜性や現場での利用状況を合わせ見ると、Suicaなどのようにサクッとデジタル・電子化して済むような問題では無い気がする。

まぁ今からさらに技術が進んで、小型の埋め込み型チップに医療関連のデータをすべてぶち込んで、センサーで読み込むだけで服用中の薬を検出できるような仕組みもできるのかもしれないけれど。少なくとも現状を鑑みて「お薬手帳は利権の象徴だから要らない、排除すべきだ」と主張するのは、逆にリスクを増やす、それどころかその類の騒ぎをすることで講演会や評論のネタにするという「煽動利権」の表れではないかと突っ込まれても仕方がないね。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月11日 08:20に書いた記事です。

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