「刀剣乱舞」(とうらぶ)絡みで博物館に行きたい人への注意事項

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昔からアニメが流行るとその作品のモチーフとなった場所や関連する建物にファンが押し寄せ、聖地化するという現象は結構あった。昨今では万単位の利用者が登場するソーシャルゲームにおいて、先日分析したように設定の上で現実とのリンクがなされていることから、その関連する地域に足を運んだり物品を観賞し、さらに世界観にはまったり、二次創作の素材とする動きが活性化している。経済波及効果的なこの流れ、個人的には非常にステキなものだと思う。

で、「とうらぶ」こと「刀剣乱舞」が人気を博するに連れて、関連書籍に重版がかかるなどの効果が出始めている。それに伴い、博物館などに足を運んでゲームの世界観にのめり込もうとする人も増えて来るだろうなあ、ということで、注意事項をば。これ、単に「とうらぶ」絡みだけでなく、博物館への来館全般に言えるものなので、直接ゲームで遊んでいない人もチェックをしておくと良いかも。


日本刀に限った話ではないのだけれど、武具は多分に美術品的なところがあり、ゲームの中の世界観が体現化されて目の前に現れると、思わず興奮してしまう人も必ず出てくる。ディズニーランドで初めてリアルミッキーに出会ったとき、誰もが大興奮するよね? まさにあの体験をすると思うんだ。でもだからといって、それを行動に移して他人に迷惑をかけてはいけない。

それに加えて、あくまでも公的な場であること、そして規制されていることも多分にあることを忘れずに。一部指摘があるけれど、スマホの普及に伴い、撮影の類が禁止されていてもバシャバシャ撮る人が出てくるかもしれない。禁止されているのはそれなりの理由があるのだから、ルールは守るようにしよう。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月 5日 07:42に書いた記事です。

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