雑誌の早売り、未発売の情報が断片的に流れる事案

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紙媒体の雑誌は基本的な発売日が定められているものの、地域によっては一日、二日遅れでの発売となる。そのタイムラグを極力なくすため、各本屋などへの配本は発売日より前になされることが多い。例えば月曜発売の雑誌が金曜の夜に届くとかね。その代り、正規の発売日までは絶対に売らないようにとの約束をする、のだけれど、本屋によってはそれを破ることもある。これがいわゆる「早売り」。

例えば月曜発売の週刊誌に掲載される情報が第一報のはずなのに、金曜の夜から話がネット上に浸透することがある。最近では大手のニュースサイトでも「云々という話が広まっている」という前書きで報じてしまうこともある。

「ネット媒体は瞬時に情報が伝達されるからしゃーないやん」という見方も出来るけれど、これが繰り返されると「んじゃそーいうことが無いように、日付的な事前配本は極力控えようか」という対応をせざるを得なくなり、地域によるタイムラグが拡大するリスクが生じる。また、広報展開の上でも、雑誌社側と関連企業との間のトラブルの元になるかもしれない。


早売りの場合はまだ実物があるからいいのだけれど(買い手にとっては正規の方法で調達したのだし)、中には配本前のデータなりが漏洩することがある。まぁ、家庭用ゲーム機とかスマートフォンでも最近は増えてきたのだけれど。「神と呼ばれたいから」「ちやほやされたいから」という心境は、昨年問題視された炎上周りの考え方と同じなんだろうな。

これが何度もなされると、企業側としては愉快な話ではないので、さらに情報の秘匿化が進み、規制が厳しくなる。雑誌側には負担が増え、あるいは企業側との信頼関係が損なわれ、情報が提供されなくなる可能性がある。さらにその類の話では、ごく一部の情報のみが抽出されるので、実態とは異なるイメージ、情報が拡散してしまうかもしれない。色々と台無しになってしまう。

知りたい、見たいという欲望は尽きぬところを知らないのは事実。これは仕方がない。でもそれを前のめりになって求めていると、結局回りまわって自分自身の首を絞めることにもなりかねない。容易に情報の拡散が出来るようになったからこそ、改めて気を付けねばならないのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月 3日 08:13に書いた記事です。

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