なるほどこれは納得・脳内会議で「独裁」を例えてみる

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壊れたレコードプレイヤー......という表現もすでに死語になりつつあるので、ゲーム帝国の総統や売れなくなったタレントの持ち芸のように意味も無く気軽に繰り返されるようになった「独裁」という言葉。そもそも選挙で阻止が可能な独裁政権とか、批判はおろか暴言誹謗中傷まで許されてしまうあたり、「お前ら本当に独裁の意味わかってんのか」というツッコミをしたくなるほど。

で、実際の独裁ってどんななのよ、という話になるわけだが。史実上の事例を挙げれば、ドイツの第三帝国のあの方よりもむしろスターリンや毛沢東、ポル・ポトの方がその実行内容を見れば独裁色が強いのは明らか。具体的内容については各自歴史書で調べよう。あるいはルーマニア革命で倒れたチャウシェスクとか(この辺りは実際に映像でリアルタイムにて観た人も結構いるかも)。

それらの話はちょっと生臭くて......というのなら、今件の事例が一番分かりやすく、実体験で理解できる人も多いはず。

金銭面やダイエット面、さらには体調面ではネガティブの結論が出ているのにも関わらず、ついついアイスを買ってしまう。こんな感じで、多数要素で否定された要件を、自分の直情的な部分でひっくり返してしまう。これこそが独裁。周囲の意見を聞かずに突っ走ってしまう、特定の個人、あるいは少数の意図が暴走してしまう。......まぁ、多人数主義に走りすぎると、今度は衆愚政治になるので、それはそれで問題になるのだけど。

この例における「私」って結局誰なんだろうなと考えると、さらに奥深かったりする。深層心理? ではそれを世間一般の政治体制に例えると......ほら、色々と考えさせられるでしょ?

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このページは、不破雷蔵が2014年12月10日 07:55に書いた記事です。

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