報道の資質と麻生氏の演説の内容編集と

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先日の【新聞やテレビの記者の役割ってなんだっけ?】の元ネタとなったのがこの一件。直接の指摘はどうしようかと迷っていたのだけど、他の方が色々とまとめてくれたので、状況整理も含めて覚え書き。


当方の本家サイトでも何度か取り上げているけれど、麻生氏の場合は特に「失言をする」というイメージが植えつけられて、しかもそのネタにされやすい傾向がある。実際にはその多分はコラージュ的な切り貼り・編集によるものであり、いわゆる印象操作的なところが多分にあることは、すでに何度となく記事で精査した通り。

中には「切り貼りされるような発言をするのが悪い」と苦言を語る人もいる。その意見もあながち間違いとは言い切れないけれど、少なくとも今件においてはその領域を超えている。「悪意を持って印象操作のための編集をした」あるいは「まともな編集能力を持つ記者が居ない」かのいずれか。前者ならば報道機関としては致命的な問題であるし、後者にしても現場で活躍してニュースを配信する立場にある人物ですらその程度のスキルしかないということでやはり問題。どちらにしてもアウト。

第一、今件のレベルで「編集されるような発言をするのが悪い」とする解釈が正しいとするのなら、何を話しても編集され、悪意をもって伝えられる可能性を有することになる。まさに情報の悪質なコントロール。「そんなことをするはずがない」とするのなら、どこまでがやらない、どこまでがやるというガイドラインはどこにあるのだろう? それは結局彼らが自在に決めてしまえることであり、結局「思うがままに情報を塗り替えられる」事に他ならない。そう、先日の朝日新聞の「吉田調書」問題とまったく同じ。


データが精査される時代に、そのような悪質な情報のコントロールを行い、それが暴露された時のリスクを、果たして今の報道は認識してるのだろうか。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月10日 06:38に書いた記事です。

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