ネット上のアンケートを簡単作成するサービスと「それ素人には扱いきれないヨ」との意見と

| コメント(0)


路上アンケートも来訪対面アンケートも、そして郵送返送式アンケートも、さらには電話アンケートも、その手法次第で大きく結果が変わってくるため、さまざまな思慮とテクニックが必要になる。見方を変えれば、一見公平に見えるアンケートでも、実は多分に内容をコントロールさせられたものであることも。手品におけるミスデレクションとか、ミスリーディング的なお話。

で、そういう結果が出るような、あるいは実質的に役立たない結果が出る可能性も多分にあるのだけど、とにかく仕組みを作った。しかもダメな結果が出ないよう、色々と工夫を凝らして正しい調査が出来るように工夫したよ、というのが今回紹介されている調査アンケートの仕組み。

それに対して、仕組み化は面白いけれど、素人二は難しいよね、という意見。まぁ実際やってみれば分かるけど、お遊び的なものはともかく、ビジネスで使うものとなると、指摘の通り。データは出たけど、マーケティングのために使うものとしては首をかしげてしまう、みたいな。


事例としては大体あってる。道具があってもそれを使いこなすのには技術と経験、そしてセンスが必要で、それが無いのにプロがこなしたようなものと同じ結果を求めるのは難しい。まあ海外の場合、それが出来るか否かは自己責任でってことなんだろうけど。

でも......これね。

「そこで私の出番です」ということで、良い(都合の良いではなく、正当なリサーチデータとしての意味)データを出せるような、アドバイスをするビジネスが成り立つし、サービス提供側はそれをも想定していると思うんだな。道具は渡す、でも良いものを作るためのノウハウはうちらが有償で提供する、みたいな。その意味では、サービスの提供そのものはお試し版みたいなものと考えれば、道理は通る。クラウド云々ってのも結局それだよね。

まぁ、アドバイス事業の方がリソースは少なくて済むので、うまく軌道にのれば採算性は良いからなあ......。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年12月27日 08:03に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「今なおGDPの推移をドルベースで換算して比較しドヤ顔する筋が......」です。

次の記事は「まんがタイムきららキャラット2015年2月号 読了」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30