「牛丼300円台は困難」と海外の吉野家と

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国際市況の高騰と円安のダブルパンチで牛肉輸入価格が急騰する中、「もはや牛丼を300円台で提供することは難しい」(外食大手幹部)とされるだけに、外食各社がいつ値上げしてもおかしくない状況にある。

TPP云々の話はともかくとして。為替変動と国際市場価格の高騰で牛丼並盛が300円台では難しいという話。個人的には松屋がプレミアム牛めしで「好調」との音沙汰がないことから、仮に400円台にすると一時期は厳しいことになるかもなあ、という冷静な判断をする一方、コストを考えれはそれも仕方ないよね、という感が。また、コラではないことを確認した上で、こんなエピソードも。


消費者物価指数が安定化するのは1990年代に入ってからなので、この時点と比べると物価は確実に上昇している。にも関わらず牛丼は当時とほぼ同じ価格。内容はともかく、相対的には安くなってるってことだな。

で、これに関連する形で吉野家の海外店舗の話が色々と出てきたので、興味深いのでまとめてみる。ブランド名は同じだけど、随分と様相が違う。


検索過程では東南アジアの店舗がやたらと出てきたので、欧米よりもアジアで人気があるような感もあるのだけど、ともあれ海外の吉野家は概して日本の店舗のようなファストフードスタイルというよりは、ファミリーレストランっぽい感じが強い。価格も日本のファミレスのメニュー並で、日本の吉野家のような安さでは無い。何というのかな、日本風肉ご飯系レストランってところかな。日本でもこんな感じの店舗、あると面白いかも(近いスタイルのはいくつか出来ているようだし、「吉呑み」も発想的にはそれに類してるのかな)

ちなみに吉野家に関してはこんな話も。


......あー。確かにガッツリと上がってますな。決算短信でも材料費高騰が辛いってあったけど、これなら納得もできるわ。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月 7日 06:45に書いた記事です。

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