マクドナルドと紙ナプキンの効率性と

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これは先日の【マクドナルドと禁煙施策と「顧客が本当に求めていたもの」】から派生した、ちょいと考えさせられるお話ということで、覚え書き的に。イートイン、つまり店内で購入後にそのまま食する場合、マクドナルドでは用意されたメニューに紙ナプキンをつけないようになったけど(今では復活しているのかな??)、それって結局余計に消費してしまうだけだよね、という話。

店の考えとしては、使わない人もいるし、使っても少数の人もいる。すべての客に同じ量の紙ナプキンを渡すのは無駄になる。ならば最初は渡さないようにして、必要な人は必要なだけ、別途用意されているホルダーから取り出すようにすればよい、という話......ではあるのだけど。マクドナルドの紙ナプキンってレストランのように確かテーブル単位に配されているのではなく、ゴミ箱の上にざっくりと置いてあった感じが。無論、これはテーブルの面積を広く取るための配慮ではあるんだけど、今件ではそれが仇になっている。

遠くの場所にわざわざ足を運んで紙ナプキンを取りに行く、あるいは不足分を補充する。距離にすれば数メートル、数十メートル位でしかないのだけど、面倒くさい事には違いない。何度も取りに行くのは間抜けな気もする。そこで、がっつりと余計に取ってしまうというもの。使わない人は取らないから、その分の節約は出来たのだろうけど、使う人は余計に取得して、結局余らせてしまいかねない。


一度座ると再び立って取りに行くのがすげー面倒くさくなる、だから最初にごっそり。これ、結構あるんだよね、実際やってみると。このあたり話はちゃんとシミュレートした上で、それでもなおメニュー提供時に渡さない方が紙の節約になるという結果が出たのかどうか、知りたい所。

そして何よりも、あったものが無くなると不思議感、損をしたような感覚にとらわれるし、気が付かずに受け取って食べている時に必要さを覚え、その時初めて無い事に気が付くと、なんだか不便さ、サービスの悪さを実感してしまう。この辺りの話って、例のメニューをひっこめた時のセンスを思い起こさせる......のは当方だけだろうか。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月28日 08:16に書いた記事です。

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