日本でのハロウィンの浸透ぶりに関する考察あれこれ

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先日のハロウィンで東京都内の某所にて壮絶な仮装披露会みたいなのが自然発生的(!?)に生じて、翌日のその現場でのゴミの散乱状態が伝えられて色々と思うところはあれど、あの騒ぎ自身には「リオのカーニバル」を無秩序にしたようなもんだなあ、という印象を覚え、下手に人生に終止符を打つような炎上写真を自撮りするより、この類のものに参加した方がいいんじゃないかと考えながら打ち込んだのが上の話。

で、その後に日本でのハロウィンの浸透の仕方がちょいと変だな、自分が見知るものとは違うな、という疑問に答えてくれそうな解説・推論があったので覚え書き。


そうそう、当方が知ってたハロウィンってのは、変な、もとい奇抜な格好をしてパーティーを開くけどこんなばか騒ぎをするものじゃなかったし、「いたずらかおごりか」云々ってのはちゃんと参加する・しないのルール設定が明確化されていた(玄関先にかぼちゃの飾り付けか、家そのものに装飾がなされている=参加してるのでお菓子も用意してあるよのアピール)。何か色々と混じったり、系統がずれているような感じがしたんだけど、今件解説で大よそ納得がいった。地方の自治会や幼稚園、保育園などがイベントとしてハロウィンを用いるって事例も増えて来たんだな。子供を巻き込んで地域全体で盛り上がるきっかけにハロウィンを流用する。面白い発想ではある。

ちょいと前の話で記録が喪失してしまったんだけど、ハロウィンと節分となまはげを融合させたような、和風ハロウィンを幼稚園だか保育園で行う話も目にしたことがある。共通点も無いわけでは無いし、進化という考えで見れば、その仕切り方も一つの手として正しいのかも。

都内某所で不特定多数が集まってのイベント的(それこそコミケ的)な仮装パーティー、地域単位での子供などが参加する「いたずらかおごりか」的な住民融和のきっかけとしてのイベント。この2ルートで日本のハロウィンは浸透していくのかもしれない。

......もっとも。どんなイベントでも後片付けは忘れずに。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月 2日 07:09に書いた記事です。

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