「再生エネが買い取れない? 連系線を上手に使えば拡大できるだろ?」「えっ」

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経産省は、電力各社の再生エネ受け入れ可能量の検証も始めた。抜本的な導入拡大には電力会社の垣根を越えた送電網強化が必要だが、現状でも電力会社を結ぶ連系線を上手に使えば、受け入れ量を拡大できる。

大手新聞社の社説には無記名のものもあり、「社の代表的意見」であるにも関わらず破天荒で首を傾げる内容のものが多いのは、発想的にガチガチになった勤続年数が長い記者が担当しているからなのからしね、という考えはともかくとして。先日の毎日新聞社説に掲載されていたお話として、「再生エネの買取ストップなど言語道断。もっと買い取れ。国民負担は増えるけれど投資になるから問題ない。配慮しろ配慮。今の時点でも連系線を上手に使えば受け入れ枠は拡大できるだろ、サボるな」的な内容をドヤ顔的に。

どうもこの類の話は得てして結論ありきになってしまいがちで、上記ツイートで指摘している通り、具体的にどうやって拡大できると試算したのか、連系線のリスク管理についてはどのような考慮がなされているのかとか、ここ数年における連系線の利用実態について状況を把握してから語っているのかとか、新聞社の言としては少々首を傾げてしまう発言。傾げ度合いは120度位。

結局、押し通したい主張に無理があるから、その主張を通すために次々に虚論や出まかせでニセの裏付けをとらなくてはならなくなる。そしてテレビや新聞といった既存の消費、一方向性の媒体のように、言いっぱなし、畳み掛ける形での印象論的な切り口でやりとおせると思ってる。新聞の社説を切りぬいて保存している人なんて、めったに居ないでしょ? 居たとしても毎日読み返す人がどれだけいるか。でもネットだと記録が残るし不特定多数に検証されるんだよね。今件のように。

そもそも再生エネの買取が難しいってのは、その発電が不安定だからであって、緊急時に必要となる連系線にまでその不安定要素を加味させてどうするってんだかねえ。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月19日 08:52に書いた記事です。

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