やれば不可能ではないエボラ出血熱の封じ込めとメディアの責任

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状況が危機的であることに違いはないのだけど、内容が内容なだけに従来型メディアもネットメディアも一層センセーショナルに書きたてる結果、情報混乱の観点での被害も拡大しそうなエボラ出血熱周りの話。こんな感じでやればちゃんと封じ込め、十分な対策が可能であるという事例も出てきているけど、恐らくはあまり語られることはないのだろうな(もちろん過不足の無い注意喚起は必要であるし、十分すぎるほどの備えは欠かせないけれど)。


経験則を活かし、その活用のための十分なリソースを配し、公的機関が率先して対応することで、余計な被害は出さずに済む。デマを抑えるのにはそれを上回る正確な情報を叩きこむ必要がある......などなど、参考にできる対応策を山ほど得ることが出来る。新型インフルエンザの時も、震災後の状況でも、特にデマ対策と適切なリソースの配分については、かなり問題視される結果が出てしまっているので、成功事例として見習ってほしいけどねえ。

特に情報周りの件は、比較的容易に事前対処・準備は可能ではないかな。仮にエボラ出血熱関連で本格的対応が必要になった場合でも、少なくとも震災の時よりは公的機関そのものが混乱で統率が取れないということはないのだから。......もちろんデマ発信側への監視も必要だろうな。

震災系のデマ発信源と多分にだぶることになるだろうってのは容易に想像が出来る。そして従来型のメディアとて例外ではないってのもポイントだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月18日 06:13に書いた記事です。

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