だれにでもある、と言われている「認知のくせ・ゆがみ」のお話

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様式から見て恐らくはどこかの公的機関が創った啓蒙系のパンフレットだとは思うのだけど、結局一次ソースが見つからなかったのがちょっともやもやするのだけど。表面的に相手に伝えられる言葉そのものと、その内面に潜む意味合いにはずれがあり、言葉そのものが意味する内容、意図を発信側と受信側が取り違えてしまう、ずれて伝わってしまうというお話。

これ、対面して会話している時ですら結構起きうるもの。心境部分まで口にして相手に分かるように伝えても、それがそのまま意図する形で伝わるとは限らないから始末が悪い。とはいえ伝える側も、その思惑をはっきりと認識しているわけではなく、言葉にならない「雰囲気」「感覚」的なレベルでの把握の場合もあるんだよな、これ。

対面でのやりとりならゼスチャーとか表情とかである程度サポートが出来るのだけど、これがネット上のやりとりや、紙媒体における文章となるとさらに難しくなる。だからこそ顔文字なりスタンプのような「アイコン」が求められるようになったわけだ。

さらには


の指摘にある通り、発する側がいかに注意をしていても、受け取る側がひねた姿勢をしてしまうと、もうどうしようも無くなる。まさに「ヒストリエ」における「文化が違う!」状態という次第。でもそれはある程度許容して、時として諦めたり、我慢するという感じで応対しないと、結局のところ誰とも意思疎通ができなくなるもんなあ。


これはあくまでも一例だけど、そして「ツイッター版」とはあるけれど、ソーシャルメディア全般に当てはまるし、多分に通常のコミュニケーションでも当てはまる部分があると思う。まぁ、リムーブとかはさておき。


とあるけど、確かに住みにくいかもしれない。そして指摘の通り、誰もが多かれ少なかれ認知のゆがみは抱えているし、さらに相手も同じなんだから、割り切ってしまうのが一番なんだろうけどね。近いけど、遠い。そんな関係。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月18日 07:31に書いた記事です。

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