金属疲労、動脈硬化状態なのかもしれない朝日新聞

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直前の【朝日新聞の池上氏の記事に関する「おわび」がお詫びもしてなければ説明もなされていない件について】でも挙げた、池上氏の記事に関する朝日新聞の対応について、別の視点から(というか大本の発想はむしろこちらが先)。最初のツイートは「お前が言うな」的ツッコミ感もあるけど、それは今件では本旨では無いのでさておくとして。

先の記事などでも言及したし、先日から新聞販売店(ASA)に出回っている

朝日新聞の今の最大の問題点って、実は体制全体の金属疲労、動脈硬化状態にあるのではないかと思う今日この頃 公式RTs http://t.co/7HHIeOWZvr http://t.co/6Mp3gvOgSD そしてその状態で「自分は健康だ」と言い切る姿勢とか。

— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 6


当方はこれを金属疲労や動脈硬化状態と表し、さらに免疫能力・自浄能力の欠如という表現でも表せるかなあ、というところもあるのだけど。病人に例えると明らかに病症が発生していてその状態を自認できるにも関わらず、自分自身で「これは気のせい」「思い違いだ」「放っておけば勝手に直る」「むしろ良い傾向だ」的に思い込んでしまい、対処をせずに状況が悪化しているような雰囲気。

ましてや二枚舌的なことすらも出来ず、体面をつくろった羊の皮ですら、内部の狼の様相があちこちのすき間から見えているような状態では、相当な末期状態にあるのではないかなあ......大規模な手術をしないと、立ち直るのは難しい。

あるいは......これも以前言及したかもしれないけど、ある意味で悪質な新興宗教と同じような状態に陥っているのかもしれないな。周囲の指摘などを単なる攻撃と受け止め、逆にそれがあるのは自分達が正しい事をしているからだという、意志の強化の補完に転換してしまうというもの。先鋭化、というのかな。自分達を悲劇の主人公に見立てることで、痛手をむしろ快楽に変えてしまうという、ある意味もっとも危険な対処方法。

報道機関としての体裁を維持できるのかしら、という不安がよぎる。「吉田調書」のマスター公開後の対応次第では、さらなる動きがあるんだろうな、きっと。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月 7日 08:36に書いた記事です。

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