鉛筆からシャーペン、ワープロへ...再生産される「近頃の若者」

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古くは古代エジプト時代から言われてきた云々とされている「近頃の若者は」的な話を、身近なネタで「ああ、なるほど確かにそれは」と覚えさせる一例として。確かに昔と比べると鉛筆の利用機会は減っているし、それどころかシャーペンなどもあまり使われず、ワープロでばりばりモード(教育過程ではさすがにそれはないけれど)。手帳にしたって昔は紙の手帳でそれが電子手帳になり、そして今やスマホのスケジューラーがメインという次第。

さらに最近ではワープロすら使わずに、ソーシャルメディアを使うって、ああ、そうか。これはワープロじゃなくて電子メールのことを指しているんだな。意思伝達手段ひとつをとっても、世代間格差というか、時代の流れが加速化して、ツールの移り変わりを一つの世代が複数のバトンタッチを体験できるという状況にあるわけだ。ましてや今はデータベースなどを使って過去の情報を容易に取得できる。

【今の子供にアップルIIコンピューターを見せたら】などでも紹介している、技術格差を実体験させる話でもよく語られているけど、昔はそれこそタイムスリップした昔の人を今のテクノロジーに触れさせた時に生じるような状況が、数十年単位で発生しうる時代に違いない。あと10年もすれば、それこそLINEってなあに、ツイッターって初めて聞いたよ、的な状況を目の当たりにするかもしれないな。

その頃にはいったいどのようなものが、意志疎通ツールとして使われているのだろうか。


見方を変えると。こんなこともあったんだろうなあ、としみじみと思う。記録が無いのが残念だけどね。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月 5日 07:43に書いた記事です。

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