お寺の御坊様がマルチコプターとGoProで自分のお寺を上から眺める衝撃

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岐阜県関市にある曹洞宗のお寺、千手院の中の人のお話。先日檀家の人がマルチコプターを買ったので見てほしいと披露をしにきて、その実働実験的なものとしてお寺の空撮をしてもらったという話。日本でもマルチコプターが本格的に広まってきたという実感を覚えるのと共に、日本の古くからの良き文化の象徴ともいえるお寺と、最新ハイテク機器のマルチコプター+GoProという、なんだか時代を超えた握手的な不思議感覚を覚える事態に。


結構この方面の知識も豊富なお方のようで、個人的にも欲しいとの話や、今後撮影して貰う際には動画も撮ってもらうとのこと。また今件で飛ばした檀家の方も実際に水難事故に協力した経験があるとのことで、結構経験豊富な方らしい。もっとも御坊様自身は今回の空撮で、お寺の屋根のへこみを見つけ、御本人もへこんでしまったという、オチをつけてしまったようだけど(汗)。まぁ、へこんだところをチェックしてもらうようにという、何らかの意図が働いたと思えば。

コントロールが結構難しいとのことで、ある程度以上の技術修練をした人でないと、今件のような撮影は難しいだろうけど、全景の確認や修復が必要な個所の捜索、通常は分からないような新たな情景の発見など、古くからある建物のチェックにも使えるんだろうな。一般の空撮写真と比べて臨機応変度が高いという点もポイントだし。なにより即時に内容をチェックできるのが素晴らしいよね。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月10日 08:14に書いた記事です。

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