キザな挨拶をニラにされてほっこりな「達者de菜」という品種

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商品やサービスに対するダジャレはそこかしこで見受けられ、またちょくちょく頭にイメージされるけど(お前だけだって?)、それが実体化するとなると話は別。目の前にダジャレによる商品が体現化されると、ある時はため息が出て、ある時は吹き出し、またある時はその感性の素晴らしさに拍手を送りたくなる。そしてその類のネーミングは、シンプルで分かりやすいというメリットを受けて、大手の代理店の仕事ですらしばしば行われる。

今件がどのような経路で作られたのかまでは分からないけど、山形県産のニラとして「達者de菜」という品目が実在することに、思わずふいた。


もしかしてコラでは? 何かのフェイクかもと思って調べてみたが、しっかりと実在するもの。「最上地域は雪が深く、「雪をくぐって春先に出るにらは最高。柔らかく、滋味も一番のっています」とのこと。こうして育った当地のにらは、『達者de菜』のブランド名で市場をにぎわしている」と説明されているけど、確かに大いに賑わすのに違いない。このブランド名は1993年から展開を開始しているのだそうな。


ずらりと店頭に並ぶ様子は、まさに「こうかはばつぐんだ!」的な威力。こりゃ確かに未見の人は一度は手にしてしまう。そして品質そのものは証明されているので、リピーターになる可能性も高い。マーケティングとしては非常に上手い方法に違いない。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月12日 07:57に書いた記事です。

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