「パクツイされても申告して削除願いをすればいいじゃん?」「沢山あるから1日2時間かかるよ」

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以前オモシロ対義語をイラスト化することで分かりやすく(!?)紹介していくイラストレーターの方が、自分の絵が次から次へとパクリツイート(パクツイ。盗用された挙句、盗用した本人の作品であるかのようにツイートすること)されることを受けて、色々と対策を講じているドキュメンタリー作品のお話。今回はいくつかの具体例を挙げて、被害を受けた方がさらにリソース上の被害を受けなければ、現状復帰すらかなわないという、世の中の理不尽さを訴えている。

実際ツイッター側にも報告フォームは用意してあるし、申請が通れば削除してくれるんだけど、申請する側の手間が異様にかかる。しかもパクツイする側はコピーで次から次へとやらかしてくれるので、キリが無い。

こういったBOTは一見、広告などをRTしていなくても、実際のタイムラインでは広告をツイートしてすぐ消したり、アカウント乗っ取りなどを行う悪質なスパムアカウントとつながっていることがあり危険です。

そうなのよね。複数アカウントで連動して、ツイートされる専用のアカウントから逐次公式RTするってことも多いのよ。

本文中でも語られてるけど「ちなみに以下のツイートもけっこう伸びてますが、まったくパクツイされた気配がありません」ってのがあって、それってパクツイそのもののパターンを記したネタなのよね。ってことはパクリbotの類は人為的・作為操作が加わっているということを実証しちゃってるということになる。仮に人気のツイートを自動取得してコピーする類のものなら、そのツイートもパクるはずだからね。まあ、スクリプト使ってる時点で作為も無作為もあったもんではないけど。

ちなみに、当方も何度となく言及している、この類の盗用コンテンツ利用による問題アカウントってのは、多分にグループや企業単位でやっている感がある。一時期暴露されて話題に登った事案もあったし、こういう話もある。


......途中で中継かましたところで、分かるものは分かるんだから、大手がそういうことをやらかすのは止めてほしいなあ、マジで。

あ。ちなみに著作権侵害申請が通って、該当画像が削除されるとこんな感じになる。


YouTubeの場合は3アウト制的なものがあるんだけどねえ。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月29日 06:40に書いた記事です。

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