わずか1時間半でパクられる人気ツイート、やはり盗用アカウントは本格的にビジネス化されているのか

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先日【エンジニアに作業中話しかけてもいいタイミング】で紹介した、エンジニアに話しかけるタイミングについて、ちょっとした比喩と写真を織り交ぜて解説した面白コンテンツ。例の「顧客が本当に求めていたもの」的な雰囲気もあり、なるほど感も覚えさせる秀作。...なんだけど、同じ画像が公式RTされてきたものの、どうもツイートしている人物が別モノ、というか汎用的な名前。で、調べてみると、いつもの通り、面白い内容のコンテンツを自分のもののように盗用して語り、合間合間に商用リンクを張って誘導する、悪しきbot系のものだった。先日紹介した某社のように、やはりある程度組織的にやらかしているんだろうなあ、という感は否めない。本人が掲載してから1時間半ってことは、本人投稿からばっと広まるまで30分位だったとしても、それから1時間でパクってるわけだからね。まぁ、完全な自動取得スクリプトを作成している可能性もあるけど。


で、該当の盗用アカウントを色々とたどると芋づる式に出てくるわけで、一見無関係を装っている個人っぽいアカウントも、そのリストにある盗用アカウントのツイートを多分に公式RTしていたり、さらには最初のツイートの部分で「間違ってアカウントリセットしちゃいました」という、Facebookでも問題になっているダミー系アカウントでよく使われる言い回しがそのまま用いられている。あーあ、結局同じ穴の貉なのね。

そしてちょっと興味深いのは、この類のコンテンツ盗取において、クレジットが挿入されていたり、企業からの盗用は成されていないのではという指摘。そういえば確かにその類のはあまり見かけない。ということは盗用側はそこまで考えてやっていることになる。賢い、というべきなのか、リスク管理がなされているというべきなのか......。

まあ、あれだ。【画像にはトレードマークやアカウント名を配してもらうと嬉しいナ】の話は間違っちゃいないんだろうな、という裏付けにもなるわな。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月 1日 07:29に書いた記事です。

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