「パクツイにマジレスリプ送ってくんな」に秘められたパクツイへの魅力

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↑ 該当するパクリツイート(本文そのものはすでに削除されている)
↑ 該当するパクリツイート(本文そのものはすでに削除されている)
↑ パクツイに関する歓喜と、盗用するなとするツッコミへのリアクション。該当するツイート(本文そのものはすでに削除されている
↑ パクツイに関する歓喜と、盗用するなとするツッコミへのリアクション。該当するツイート(本文そのものはすでに削除されている
↑ 大本のネタとなるツイート......のはず。これ以前のものは見つからなかった


先日当方のタイムラインに出回ってきた、「マナー違反を注意された参加者が『俺が出した金でメシが食える派遣バイトスタッフが偉そうに指図するな!底辺の癖に!』」云々というツイート。コミケの情景を表したシーンっぽいということもあり、大きく公式RTされていたんだけど、いわゆるひでぶー、じゃなくてデジャブ的なものが。

で、これに関してその疑問を解消してくれるお話と、それに絡んで思ったのがこちら。


要は先行する記事【「画像関連のツイートは特に、余程信頼のおけるものでないと無視するのが一番」】と連動する話だったりするわけだ。さらにはコンテンツへの敬愛を覚えないという点では【「5分で10万円」の仕事後日談、あるある話が多かったってのはつまり......】とも関連性があるのかもしれない。

パクリツイートをするってのは、上記にある通り、「受けそうなネタ」がネット上に山ほど転がっていて、しかもそれらの創作者に対する敬愛や、著作権などの概念などほとんど無いに等しい状態。つまり「自分の目に留まったものは全部フリー」的な状態。これで自分が名声を得られる、注目を集められる、さらにはビジネスとして設けられるかもしれないとなれば、やらないはずは無い。先日一部で話題に登った、他人の絵を盗取して自分の絵として公知するのも、発想的には同じところ。まぁ、これが正論ならば、これほど美味しい話は無い。金銀財宝が道端に落ちてるようなもんだもんな。

さらに「パクツイにマジレスリプ送ってくんな」という表現からも分かる通り、受けを得られたり注目を集められるような恩恵はパクリツイート主の権利ではあるが、盗取に対するクレームや非難の類は断じて許さないと考えている節がある。ダブルスタンダードというのか、開き直りというのか、ツイートでも表現したように、「名画を勝手にコピーして売って儲けるのは俺様の権利。でもコピーをして販売することに文句をつけるのは断じて許さん」という感じなんだよね。

この辺りの考え方ってのが、昨今のネット周りで露呈する、パクリ系なり炎上系の問題の根底にあるのかなあ......ネット世代だから云々ってのじゃなく、単に元々一定確率でそういう考えの持ち主がいるのが、検索などの便宜性で露呈されやすくなっただけなのか、本当にネットの普及でそういう考えの人が増えて来たのかまでは分からないけど。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年8月17日 07:07に書いた記事です。

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