やはり紙にセロテープは鬼門らしい...アナログ漫画修正法後日談

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先日の【非デジタル漫画におけるスマートな修正方法】に関するレスポンスとしていただいたお話。屋外の看板で特に赤い文字の色が剥げてよく分からない文言になっているものをよく見かけるので、マジックのインクが劣化する云々ってのは確かだろうなあ、と思ってたら、それ以上にセロテープが鬼門だったらしい。

セロテープって安価で使いやすいものだから、さくっと使ってしまいがちだけど、実は劣化が一番激しく、短期的に使い捨てするものならともかく、中長期的な保存を前提にしているのなら、極力使わない方が良いとの話、ってセロテープで修復するのはそもそも論として長持ちさせるためのものだから、本末転倒じゃないですか、そんなのやだー。

ってどこかで聞いたような話なんで検索してみたら、今年の頭に【図書館の本にセロハンテープは使っちゃダメ】という話があったのを確認。セロテープそのものが悪者というわけではなく、用途が違うってことなんだな。使う目的に合わせてツールを選ぶ必要がある、と。

ちなみに平塚市図書館の解説ページによると、修復にはセロテープでは無く「透明接着フィルムやメンディングテープ」が良いとのこと。覚えておいて損は無い。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月15日 07:08に書いた記事です。

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