英語は分からなくても「そのひとくち」を躊躇したくなる肥満防止映像

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先日の【13州は成人の3割以上が肥満判定...アメリカの肥満状態をグラフ化してみる】などにもあるように日本をはるかに超える、ある意味想像を絶する肥満状態が浸透しているアメリカ。ただ、指をくわえてその状況に甘んじているわけでは決してなく、多種多様な対応を社会的にも講じている。その効果があるか否かは別として。今件の映像もその一つ。

Children's Healthcare of Atlanta(アトランタ州の子供の健康管理維持団体)が提供した映像で、その団体の主旨通り、子供の肥満のリスクを非常にインパクトのある映像で警告したもの。......といっても、事故系のような映像のように、R15やらR18を指定されるような、直接的なショッキング映像では無い。

極度の肥満状態に陥り、その状態から併発したと思われる病症で呼吸困難に襲われる男性患者。視界に映るのは複数の医師。やがて意識がもうろうとし、自分の過去がフラッシュバックと共に少しずつさかのぼって映し出される。いずれも食事のシーンだが、いかにもアメリカのイージーな、そして健康にはアレそうなものばかり。その状態は現在から学生時代、子供の時代。数々の想い出の場面、中には食事に関して医師に勧告される場面もあったが、それにも耳を傾けず、暴飲暴食、不健康なアンバランスの食事が続いていたことが分かる。

......で、普通ならここで「正しい食生活を"しましょう"」っていう啓蒙映像になるのだけど。

怖いのはここからで。子供からさらにさかのぼり、幼少児時代の食事スタイルが映像に映し出される。そこにはやはり、子供が好むからとファストフードばかりを子供に食べさせる親の姿が......

「あなたの子供の未来はこんな風にさせてはいけない」とのメッセージと共に、最初の病院内の映像に戻るラストシーン。どれだけの大人がドキリとさせられたことだろう。


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このページは、不破雷蔵が2014年8月12日 06:03に書いた記事です。

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