コミケで毎回話題に登る五百円玉と500ウォンの話

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本日からスタートのコミケ周りで毎回話題に登る、日本の硬貨と韓国の硬貨の話。前回だか昨年のコミケでは一世代前の日本の紙幣を持ち出して「偽札だ」云々と半ば以上釣り的な話も出回ってきたけど、それとは別の、普通に注意すべき問題。

理由はさておき、韓国の500ウォン硬貨と日本の五百円玉のビジュアルがよく似ていることに違いは無い。100ウォンと百円玉も然り。大量のお金を短時間でさばくことに慣れていない人がほとんどだから、コミケ会場でのお金のやり取りて「これは日本の通貨に違いない」という思い込みからパッと見で認識してしまい、あとで「あ、これ日本のじゃない」と気が付く事例もゼロじゃない。渡す側が意図的に、あるいは渡す側も無意識で、いずれにせよ、受け取り側には大きな被害に違いない。現行レートで1ウォンは0.10円程度なので、約1/10だからね。

「いやぁ、さすがに間違えんでしょう」と思う人もいるかもしれないけど、実は案外そうでもない。人間の思い込みってのは、ビジュアルの補完を勝手にしちゃうものだからね。当方も昔、スーパーで受け取ったお釣りで違和感を覚え、良く見てみたら500ウォンだったという体験をしたことがある位で、受け取った直後は違和感程度で即時に「これ500ウォンだ」とまでは気が付かなかったから、なおさら。

......あー。あと。これとは少々別事例になるけど。上記で挙げた旧札以外に、昔の100円玉を「偽造コインだ」とする事例も出てくるかもしれない。これはこれで注意。こちらはちゃんと今でも使えるからね。ごくまれに、お釣りでも見かけることがあるし。受け取ったらむしろラッキーと思った方がいいかも。

500ウォンと五百玉の価格的差異は450円程度。リスクを考えると意図的に500ウォンを用いる事例は無いとは思うのだけど、注意するにこしたことはない、と。コミケに限らず、日常においても、ね。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年8月15日 05:44に書いた記事です。

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