「子供の頃から、なんでも無料だと思わせることはよろしくない」という指摘

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「ゲゲゲの鬼太郎」風に表現すれば、ねずみ男にビビビンとほっぺたを叩かれたような衝撃。そんな思いを受けたのがこのお話。確かに子供の頃から「タダで遊べる」という習慣がついてしまうと「タダでモノが作られている」「タダで提供されて当然だ」さらにそこから「モノを作るサイドへの感謝など必要ない」という発想が構築されてしまうってのは、十分あり得る話。作り手への配慮が無くなれば、物事への扱いも煩雑になるし、創作意欲も無くなってしまう。だって物を創ったって対価が無いのは当然という考えなのだから。

ちょいと前に某議員が自分の子供に向けて、家庭用ゲーム機のコピーツール周りでその利用を正当化し、それに同意する意見も結構あったのを思い出した。主張にいわく「周囲の友達がやっているから」「友達が持っていて自分の子供が持たないのはかわいそう。だからコピーは許容される」というもの。その時も「は?」とは思ったけどね。悪平等的な感はあった。


創作物やその対価周りの話も、ネットリテラシーの一環として、学習対象に含めるべきではないかなと思う今日この頃。要は【自分の目の前にあるものがすべてではないことを知る】って感じの話なんだけどね。ネットでは無料で使えるサービスが多いので、余計にこの考え方が重要になる。


ああ、そうか。「タダより高いものは無い」って、こういう意味でもあったんだ。......って思ってたら、ちゃんと指摘されてた(笑)。


うん、まさにその通り。

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このページは、不破雷蔵が2014年7月30日 06:43に書いた記事です。

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