あのナツカシ三角パックが復活との話

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【日本テトラパックから、常温保存可能な新三角パック】

↑ テトラ・クラシック・アセプティックによる日本酪農協同の30%りんご果汁入り飲料「smileさんかくりんご150ml」
↑ テトラ・クラシック・アセプティックによる日本酪農協同の30%りんご果汁入り飲料「smileさんかくりんご150ml」


かつて学校給食ではごく普通に使われ、店頭でもよく見受けられた、三角形の紙パック「三角パック」。説明によるとこの形状なら最小限の包装材料で最大量の中身を包み込むことができるという、省エネ的な観点ではステキングな紙容器ではあったんだけど、輸送効率や店舗の棚置きの際の効率の悪さが敬遠され、今では長方体(レンガ型と呼ぶんだそうな)に取って代わられてしまっているとのこと......って当方、学校給食に触れる機会が無いので確認が出来ないんだけど、今の学校給食の牛乳とかって、三角パックじゃなくてあのレンガ型のになってるんだ?

で、そのような事情から2004年以来、国内での販売は一時休止。今回登場した新タイプの三角パック「テトラ・クラシック・アセプティック」では、アセプティック技術(無菌充填)を駆使し、従来品なら冷蔵保存が必要だったのに対し、常温で最大12か月の保存が可能になったとのこと。また、正四面体の形状は相変わらずで、最小限の資源で最大量の中身を包めるという長所も有している。

今容器が最初に使われるのは、日本酪農協同の30%りんご果汁入り飲料「smileさんかくりんご150ml」4デザイン。パック自身が自動車の形を模しているので、飲み終えた後にそのまま自動車遊びができるというオマケ的要素付き。同社では今後、この容器の利用の拡充を模索していくという話。

そういやこの形状の容器って【画期的でカワイイ三角パックの即席みそ汁、ハナマルキから登場】【M&M'Sチョコにも三角錐のミニサイズ登場】などでも紹介したけど、ちらほらと店舗の商品棚にも見かけるようになってきた。陳列の際のスペースの点では難があるけど、ビジュアル的には目立つことこの上ないし、何より包装の節約が出来るってのはポイントが高い。正四面体の形を使って、色々な遊び心のある工夫もできそうだし、今後他の商品でもお目見えすることになるのかな。

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このページは、不破雷蔵が2014年7月 8日 06:15に書いた記事です。

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