Facebookのタイムラインは何も表示されてなかったら「ハイライト」表示されている

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↑ Facebookのタイムライン。この表示がされている時は最新記事の表示中
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先日の「勝手に表示設定変えて心理実験しちゃった問題」や昨今流行の「ネイティブ広告」やら、デジタル系企業やサービスにありがちな「俺様の利益になるから利用者のことなど知ったこっちゃない」あるいは「俺様が良いと思ったのだから利用者も良いと思っているに決まっている」的な、良く言えば独善的、やもすれば身勝手な仕様ってのは結構目に付き易いもの。中には「嫌がられるってことは目立つことなんだから、それは注目を集めるという点でプラスになる」という、ポジティブシンキングなんだかひらきなおりなんだか良くわからない説明をされることもある。

Facebookのタイムラインも、そんな「サービス側は親切心でやっているのかもしれないけど、使っている側は大迷惑」的な仕様の一つを抱えている。普段は最新情報を上から順番に時系列的に表示していく、ツイッター的な表示方法をしているのだけど、これがいつの間にか勝手に「ハイライト」表示にされてしまう。

この「ハイライト」表示ってのが曲者で、定義上、表向きの説明としては「Facebook側が」利用者が知ってほしい、知りたいなと思っているような情報を自動的にピックアップした上で並べていく。この「自動的にピックアップ」の部分で先日むにゃむにゃ。

元々「ハイライト」で十分という人には一向に構わないのだけど、「最新情報モードで時系列的に確認したい」という人には、「ハイライト」は必要のない機能。けれどもFacebook側がすぐに「最新情報」から「ハイライト」に切り替えてしまうんだな。「最新情報」固定のモードは無い。どうしても「ハイライト」で見させたいという思惑があるようだ。

で、最近になって「最新情報」モードで閲覧していると、上の写真のようにタイムラインの上部に「最新記事を表示しています。ハイライトに戻る」という表示とリンクがなされるようになった。「戻る」という表記を使っているんで、「ハイライト表記がデフォルトだゴルァ」的な心境がじわじわ出てイヤンな感じなんだけど、これがハイライト表記の時には一切警告文は出てこない。

......ということは、この表示が「出ていない」場合、勝手に「ハイライト」に切り替えられていることを意味する。「最新情報」で閲覧したい人は、この表示が出ている時には安心してタイムラインを確認し、表示されていなかったら「やべっ、また勝手に切り替わっている」ということで、「ニュースフィード」を選択して「ハイライト」から「最新情報」に切り替えれば良い。

まぁいわば、半強制的誘導のアラートを逆手に取った方法なんだけどね。仕様はまたいつ変わるか分からないけど、覚えておいて損は無い、と。

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このページは、不破雷蔵が2014年7月11日 06:34に書いた記事です。

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