魚肉ソーセージを「うなぎ」と呼ぶのはどうかという提案

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↑ 山盛りの魚肉ソーセージ。今日から君はうなぎだ
↑ 山盛りの魚肉ソーセージ。今日から君はうなぎだ


収穫量が増えたと騒いでいるけど実はぶれの範囲でしかないんじゃないのとか、色々と指定されて大変じゃないのとか、「食べて応援」ってそれは意味合いが違うし震災関連のとごっちゃにしていいのかよそれ的なツッコミ状態が続いているうなぎ界隈。当方はといえば体質の問題などからうなぎそのものは食べられないので、「われ関せず」的なところがあるし、収穫量の激減状態を受けて「商品喧伝ってのはどうなのかなあ、土用の丑の日を考案したあの人も頭を抱えてんじゃないのかな」ということもあって、最近では新商品でうなぎそのものが出ても、紹介などはひかえるようにしている。逆に代替品、例えば【国産鶏肉のみ使用・うなぎの蒲焼きライクな「鶏肉の蒲焼き」発売】のような話は積極的にチェックをしたいところ。

そんな矢先にこんな話が上がってきたので、なるほど感もあり、覚え書きとして。これだけ状況が切迫しているにも関わらず、なお「うなぎ食おうぜ」的な雰囲気が収まらないのは、うなぎそのものの美味しさ、関連業界のプッシュもあるんだろうけど、同時に「土用の丑の日はうなぎ食わなきゃあかん」という刷り込みが深く刻まれているからってのは否定できない。ならば日本の得意技的な話として、別のものをうなぎ扱いしてしまえばいいじゃないかという発想な次第。

「鶏肉の蒲焼き」もその一例だけど、代表的な類似例としてはかにかまが挙げられる。あれってもはや伝統工芸的な商品としてまで昇華して、カニの代替品として一般流通してるよね。あれに匹敵するものをうなぎ方面でも作れればいいだろうなあ、というのが一つ。大規模なコンテストを実施してもいいよね。量産可能で低コスト、調理もし易いタイプのものが創作できれば、恐らくかにかまと同じような立場を確保できるはず。

そしてもう一つの切り口として、既存の商品を「うなぎ」と呼んで、無理やり代替させてしまうという切り口。別称でもペンネームでもいいんだけど、やはり容易に入手できて絶滅云々とは程遠い、庶民の味わい的なものを「うなぎ」と呼んで、雰囲気として「土用の丑の日はうなぎ。そのうなぎはこれ」として皆で食してしまおうというもの。要は「土用の丑の日にうなぎを食べる」が完遂できればいいんだからね。

元々この時期にうなぎの売れ行きが悪いからってんで生まれたキャッチコピーが「土用の丑の日」なんだから、食べることで色々問題視されるほどに数が減っている現状なら、昨今売り上げが落ちている(【魚肉ソーセージの生産量の移り変わりをグラフ化してみる】)魚肉ソーセージにバトンタッチをしてもいいんじゃないかなぁ。

いやぁ、別に豆大福でもガムでもいいんだけどさ。特にガムは昨今セールスが落ちてるし。でもご飯と合わせて食べるのは難しいでしょ?(笑)

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このページは、不破雷蔵が2014年6月14日 06:47に書いた記事です。

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