月刊漫画誌「ジャンプ改」が10月発売号で休刊するとの話

| コメント(0)

【ジャンプ改が11月号をもって休刊】
【月刊青年漫画誌「ジャンプ改」休刊のお知らせ】

↑ ジャンプ改最新号
↑ ジャンプ改最新号


先日見聞きしたニュースの中では一番の驚きが今件。最初ジャンプが、と思ったけど、ジャンプ「改」だったのね。それでも「ジャンプ改」はコンビニでも結構見かけたし、何よりジャンプの名前を冠する雑誌であるだけに、衝撃は小さくない。

当方サイトで取り上げたのは【隔週刊誌「ビジネスジャンプ」「スーパージャンプ」の統合月2回刊誌、「グランドジャンプ(GRAND JUMP)」に決定】ぐらいで、例のスーパージャンプ・ビジネスジャンプの統廃合の際の大幅リストラクチャリングに合わせ、創刊される雑誌ということ程度かな。例の印刷証明部数でもデータは公開されていなかった。

で、改めて調べてみると、季刊誌と発売後に月刊化されたってことで、それなりに期待は集めていたようだけど......。休刊の理由として「近年の青年漫画を取り巻く環境の変化の中で、休刊という結論に達しました」としか書かれていないけど、要は費用対効果の面でアウトが出たってことなんだろうねえ。元々週刊ヤングジャンプからの派生雑誌だったけど、結局元のさやにもどってしまうということなのかな。

果たして漫画市場そのものが低迷しているのか、特定ジャンルが低迷しているのか、それとも紙媒体が低迷しているのか。一部雑誌で実施されているように、紙媒体と電子媒体を同時展開すれば、紙媒体による低迷はある程度カバーできるのではないか(コンテンツに問題が無ければ)。色々と考えるところは多い。それと同時に「印刷証明部数」と同じような厳密・正確度の高い値を、電子書籍・雑誌における有料版の数でも提供してくれる機関が出てこないかなあ、という願いもある。あと電子新聞。

ともあれ「ジャンプ改」にはお疲れ様でしたとの声をかけたい。掲載作品の動向は今後逐次各方面で伝えられるとのことなので、既存作品の読者の人は、公式サイトや本誌で続報をチェックしよう。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年6月25日 06:19に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「シェリエドルチェ 48層のドーナツ(つぶあん)、同 (カスタード&ホイップ)(サークルKサンクス) 試食」です。

次の記事は「「艦これコミック大賞」が休止との話」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30