プリペイドカードのコンビニ側マージンを試算してみた

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先日【たばこ・雑誌からコーヒー・カードへ...今年の一年のコンビニ動向を振り返ってみる(2013年)】で「コンビニの主軸商品は雑誌とたばこからコーヒーやスイーツ、そしてプリペイドカードになるんじゃね?」的な話をした。その中でプリペイドカードについて、コンビニ側の受け取り分、つまり中間マージンは数%かしらね、的なお話も。

この値には一応根拠......というか類推の前提がある。GREEコインで例えるけど、コインをGREE内で直接購入した場合、基本的1円=1コイン(消費税が含まれるので厳密には違うけど、まあここでは無視しておく)。1050円なら1000コイン、3150円で3000コイン、5250円で5000コイン、10500円で10000コインという次第。

ところがプリペイドカードでコインを買うと、少々レートが不利になる。この不利になった分を、カードの材料費や流通手数料、そしてコンビニの受け取り分と考えた次第。GREEプリペイドカードの場合、10000円で9524コイン、5000円で4762コイン、3000円で2858コイン、1000円で953コインなので、まぁ概算するとマージンは4.76%位になる、と。材料費や諸経費などを引くと、コンビニ側の受け取りマージンは2-4%位かなあ、というのが結論。

これについては現在複数か所に問い合わせ中。たばこの場合はJTが思いっきり公開しているので10%と判明したけれど、プリペイドカードの場合はどうかなあ、無理っぽいなあと思っている。いずれにせよ、リアクションが有り次第何らかの形で記事にする予定。

こうやって考え直すと、仮想通貨って、一定量以上が流通できる仕組みを創ると、企業側に莫大な利益を生み出すんだなあという再確認ができる。仮想通貨の大半は利用期限があるので、それを過ぎると運営側の丸儲けになるからね。(無論【マイレージサービスに代表されるポイント制に係る税務上の取扱い-法人税・消費税の取扱いを中心に-】などにある通り引当金の問題も生じるけど)

しかし今件を検索する際の、スパム・ノイズサイトの多いこと多いこと。いかに未成年者がコインを(タダで)手に入れようと四苦八苦しているか、そしてそれを待ち構えている悪質な業者やサイトの多いことか。社会問題化しても当然だろうねえ。

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このページは、不破雷蔵が2013年12月24日 07:02に書いた記事です。

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