乃村工藝社が比類なき博覧会資料の公開を始めたようです

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↑ 博覧会資料COLLECTION


元々乃村工藝社では数多くの博覧会でパビリオンの展示や運営を手掛けていることもあり、自社の事業の再確認と対外アピール、さらには自社商品でもある博覧会関連で提供されるサービスや資料の価値、素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいがために始めたもの。内容物としては明治期から現在までに開催された国内外の博覧会の公式記録、パンフレットやポスター、入場券、記念グッズなど、総数1万点を超える博覧会関連資料がデータや画像として収録されている。

説明によれば資料の多くは、博覧会研究家である寺下勍氏から乃村工藝社が寄贈を受けたコレクションがもと。さらにこれらの資料を社会的に活用してもらうために公開データベース化するという話に至った際、寺下勍氏や乃村工藝社のその趣旨に賛同した個人・団体からの寄贈品、そして乃村工藝社による追加収集資料などが加わっている。

今件データベースは今後も修正、追加、変更が行われるとのこと(実際、整理状況はまだ今一つ)。また今後も随時趣旨に賛同してくれる人の資料提供を受け付けているとの話。

博覧会そのものではなく博覧会資料だから、基本的に動画は必要なく、文章と静止画で済む......けど、将来的には各資料と博覧会そのものを連動させる形に発展させ、博覧会自身の解説が動画で行われるようになると、さらに資料性が高まるんじゃないかな。もちろん明治時代あたりのは動画そのものが残っているかってのも怪しいところはあるけれど。


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このページは、不破雷蔵が2013年12月17日 07:19に書いた記事です。

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