立命館、学生の生活リズム改善のために「100円朝食」提供

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↑ 立命館大学の100円朝食


朝食を取らないことで生活リズムが崩れたり、食生活の上で不健康レベルがアップして困った事態に陥る学生が出ていることを受け、立命館大学側が方策の一つとして打ち出した「安価な朝食の提供」。元々260円だった朝定食を、差額分について父母教育後援会から支援を受ける形で100円にて提供したところ、これが大好評。

金銭的な問題から朝食を取っていなかった人に加え、単にものぐさなところから朝食をパスしていた人も「100円なら早起きしてでも食べる価値はある」とのことから、100円朝食をトリガーにして朝食を取るようになった人、早起きする人も出ているそうな。リリースに添付されている調査結果ではそれが良くわかるデータが出ている(具体的数字が記載されていないグラフなので、本家での採用は断念)。

コンセプト的にはすき家の200円朝食(【すき家、200円での朝食メニュー「たまごかけごはん朝食」を発売開始】)に近いけど、対象が立命館大学の学生に限定されるあたり、より目的が限定されるから、提供される側も意義は非常に明確なものとなる。父母教育後援会がどこまで支援を継続できるかがポイントだけど、こういう試みはどんどん事例を重ねて、より確かなデータを取得し、状況の改善に役立ててほしいものだね。

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このページは、不破雷蔵が2013年12月11日 06:44に書いた記事です。

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