ラジオで救急車の接近を知らせる装置

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エクアドルのグアヤキルという都市では交通渋滞がひどく、緊急車両ですらなかなか移動できないという問題が発生。そこで病院関係の団体が発想したのがこの装置。

すべての救急車に「主要AM・FMラジオの周波数に合わせ、『救急車が接近している、通行ラインを開けてください』とのメッセージを繰り返し流す発信装置」をつける。緊急事態でサイレンを鳴らす際には、この装置もオンにすることで、救急車の周囲1キロ圏内にある自動車のラジオに、接近を伝える放送が流れるようにした。この仕組みの導入により、救急車の到達時間は40%も短縮できたとの事。

自動車運転中はラジオを聴くことが多いというのを上手く用いた切り口。放送周りの法令や、自動車運転手だけでなく周囲の住宅など他のラジオ視聴者にも影響を及ぼしかねないという難点があるけど、発想としては面白い。

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このページは、不破雷蔵が2013年6月26日 06:55に書いた記事です。

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