「重たければ運賃割増し」サモア航空の料金形態

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【運賃を体重で決める方式、サモア航空が導入 世界初】


南太平洋の島国サモアの小さな航空会社が、乗客の体重によって運賃を決める方式を採用したことが3日までに分かった。「航空運賃の公平性を期す」というのが導入の理由。体重別の運賃体系を定めた航空会社は世界で初めてだという。

この運賃体系はサモア航空が昨年11月から導入している。クリス・ラングトン最高経営責任者(CEO)は「すべての乗客が同じ体形ではないことを考慮しなければならない」と話す。

同航空はウェブサイトにも「運賃は体重と荷物によって決まります」と明記。ネットで予約する場合はおおよその体重と荷物の重さを入力し、その数値に基づいて運賃を前払いする。空港では改めて、体重と荷物の重さが測定される。


笑い話のような、ジョークのような本当の話。

Samoa Air, Introducing a world first:
'Pay only for what you weigh'!
(サモア航空は世界で初めて「従量制航空料金」を導入しました)

We at Samoa Air are keeping airfares fair, by charging our passengers only for what they weigh. You are the master of your Air'fair', you decide how much (or little) your ticket will cost. No more exorbitant excess baggage fees, or being charged for baggage you may not carry. Your weight plus your baggage items, is what you pay for. Simple.
(我々はお客様の重量に従い料金を決定することで公平性を維持している。料金はお客様自身が決めることになる。法外な手荷物料金や荷物の種類による課金は一切ない。お客様自身の体重と手荷物の重量のみで、料金が決定される。シンプルイズベスト)


との記述。まぁ動画などを見れば分かるように、小型機の運用が中心なので、こういった仕組みもありなんだろうね......

......と思ったら引用記事では「年内にはエアバスA320-200型機を導入し、オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなどへの国際便にも進出する予定だが、体重別運賃はこうした便にも適用する方針だという」とあるな。


↑ A320-200


......結構でかいな。この機でも従量制か(汗)。まぁこの仕組みも確かに公平なのかもな。

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このページは、不破雷蔵が2013年4月 3日 12:05に書いた記事です。

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