ほんの小さな仕草が示す意味

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ドライブレコーダーの普及と取得した映像の加工の容易性もあり、最近では運転中のさまざまな出来事をとらえた映像がYouTube上に挙げられるようになった。今件もそのひとつ。町中を走る自動車が、横断歩道を渡る人を目の前に一時停止。すたすたと前を歩く初老の男性。ところが視界の左端に映ったもう一人の女性は何故か欄干に手をかけたままで身動きしない。

おぼつかない足の動き、ちらりとこちらに向ける視線。黒いメガネのようなものをかけた顔が見える。そこで気が付いた運転手が車を降り、その人物の手を取り、横断歩道を渡るのを手助けする。途中で気が付いた通行人が誘導役を代わり、運転手は自動車に戻り、再び何もなかったかのように走行を続ける。

単に怖かっただけなのか、それとも目が不自由なのかは映像だけでは分からない。でも挙動から、何らかの理由で「渡りたい、でも渡れない」ことに気が付き、車を降りて手を差し伸べる行動は、称賛に値するものだと思う。


(ソース:【The Presurfer】)

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このページは、不破雷蔵が2012年10月17日 07:56に書いた記事です。

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