【更新】北海道民に「凍って死ね。それで我々の主張が通るのなら」と主張する朝日新聞

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【冬乗り切れば、原発は... 政府、節電要請を検討】



↑ 北海道における朝日新聞の販売動向
↑ 北海道における朝日新聞の販売動向


暖房などで冬に最も電気を使う北海道電力管内について、政府は12月以降、数値目標をたてて節電を求める方向で検討に入った。ほかの地域では数値目標をたてないが、夏に続いて全国(沖縄県を除く)で節電を求める構えだ。この冬を節電で乗り切れば、1年を通して原発に頼らずに過ごせる「節電社会」に近づく。

北海道は火力発電を精いっぱい使うことで、地域ごとに順番に電力を止める「計画停電」は見送る方向だ。北海道以外は夏より電気使用量が減るため数値目標はたてないが、「夏に定着した節電を冬も続けるべきだ」(経済産業省幹部)として節電を呼びかける。


北海道管轄の今冬は昨年以上の電力ひっ迫状態にあり、語弊があることを承知で表現するなら「非常事態宣言」に等しいレベルに達していることは、すでに【北海道電力管轄の今冬の電力状況、最新情報】など多数の記事で取り上げている。東北・北海道、特に寒さの厳しい北海道では、電気は冗談抜きで生命線そのものであって、過度の節電はそのまま命を削り取ることに他ならない。

そのような状況下で、クオリティーペーパー様がこのような主張を続けているのを見ると、まるで戦前・戦中に新聞各社が「欲しがりません勝つまでは」と騒ぎ煽っていたのを思い出す。でも今回の場合、「勝つ」ってなんだろう。豊かな日常生活を過ごせること? 寒さに震えて病気になることや凍死のリスクとおさらばできること? 主張からはそのような内容は読み取れない。

新聞社内の一部の方々の「自然エネルギーでハッピーなワールドを」とか「情勢が混乱すればますます新聞が売れるぞ」とか「電力不足で何かトラブルが生じても生じなくても、煽ればそれだけ自分達が注目される」という意図しか見えてこないのよね。

要は朝日新聞の主張として、北海道民に「凍って死ね。それで我々の主張が通るのなら」と宣言しているわけだ。戦時中と何ら変わりがない。本性を遂に表したか、という感は否めない。

首根っこ締められて顔を真っ青にして息絶え絶え、手も足もけいれん状態でいる人に「生きているから乗り越えられているよね」と主張する人物の言葉を、誰が信用できようか。

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このページは、不破雷蔵が2012年10月14日 06:28に書いた記事です。

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