「スペランカー」秘話が今語られる......とな

| コメント(0)


そんなスペランカーをこの時代にリメイクし,「みんなでスペランカー」として,日本の現地法人と共に自社ブランドでリリースしているのが,北米に本社を持つTozai, Inc.(以下Tozai社)で,ブランドはTOZAI GAMESだ(編注:そのままトーザイ ゲームスと読む)。そして,同社でシニアアドバイザーの役職に就いており,みんなでスペランカーの仕掛け人でもあるゲームクリエイターが,スコット津村(Scott K. Tsumura)氏という人物である。

スコット氏は,これまで業界の表舞台に立ったことはほとんどなく,おそらく,その名を初めて聞くという人が大半ではなかろうか。しかし氏は,1980年代に「ロードランナー」「スパルタンX」「ムーンパトロール」「ジッピーレース」「10ヤードファイト」といったアイレムの初期アーケード名作の数々を手掛け,ファミコン版スペランカーの制作にプロデューサーとして並々ならぬ情熱を注ぎ,今日(こんにち)まで,裏方として30年以上ゲーム業界を支えてきた経歴を持っている。30代,40代のゲーマーであれば,必ずどこかで一度は,氏の作品を遊んだことがあるはずだ。

今回,そんな氏が来日するという情報を聞きつけたので,取るものも取りあえずお会いし,お話を聞かせてもらうことにした。当時の制作裏話はもちろんのこと,謎に包まれた経歴や,現在のゲーム業界について思うことを,スコット氏自らにお話いただいたので,ぜひ一読を。


恐らくはゲーム史上最弱の主人公として永久に名を刻まれるであろう『スペランカー』。それをはじめとし、アイレムのアーケードゲームの一時代を築き上げたスコット津村氏によるロングインタビュー。話が色々とありすぎて「どこまでマジやねん?」という部分もあるけれど、『スペランカー』そのものの秘話はもちろん、ゲーム業界内部や氏のゲーム世界観にまで踏み込んだ語りは一読の価値あり。


(ソース:

カテゴリ:

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年7月24日 06:56に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「レゴで再現、なつかしレトロゲームたち」です。

次の記事は「果物みたいなハリネズミみたいな......磁性流体ふしぎ観察キット」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30