リリースが語る「足りる、足りない」と現場の緊迫感

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【電力削減に向けた節電の取り組みについて】

↑ 横浜工場自家発電設備
↑ 横浜工場自家発電設備


キリンビール株式会社(社長 磯崎功典)では、今夏の節電対応として、各事業所でさまざまな取り組みを実施します。夏の最盛期の供給体制を万全にするとともに、節電対策も確実に実行していきます。

1.各工場での取り組み

・全9工場中8工場(仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡)で保有する自家発電設備を最大限に活用し、購入電力の削減を推進。
※滋賀工場は12年7月稼動予定
・滋賀工場における自家発電設備新規導入。
・横浜工場の自家発電設備をフル稼働させ、4月より特定電気事業者に最大1万KW規模の電力供給を開始することで電力不足の解消に貢献。
・ピーク時間帯における設備の部分的な停止や、ピーク時間帯を避けた原材料の受け入れ、冷凍設備、排水処理設備の運転時間調整、フォークリフトの充電時間分散化など、操業上の工夫を通じて使用電力を平準化。
・休日や夜間への製造シフトによる電力需要の平準化を随時検討。

2.滋賀工場における自家発電設備の導入

(1)導入目的
全国の中で最も電力不足が懸念されている見通しとなる関西圏において、受電量を削減することで電力不足の解消に貢献するとともに、万全の製造体制を整える。
(2)自家発電設備能力
3,650KW(1台)
(3)稼働開始時期
2012年1月着工、2012年7月稼働開始見込み
(4)自家発電によりカバーできる比率
・滋賀工場の契約電力の約6割
・関西電力管内の当社工場合計(滋賀、神戸)の契約電力の約3割
(5)使用燃料
都市ガス
(6)投資額
約7億円


【省エネ・節電にご協力いただきありがとうございました(京都府)】

府民の皆様、事業者の皆様には冬の節電にご協力をいただき、大変ありがとうございました。

この冬の電力需給は、概ね安定した状況で推移し、関西電力の「でんき予報」においても電力使用率が97%を超過し停電が目前に迫るような事態に至ることなく春を迎えられました。

この夏は、昨年以上に電力不足が予想されます。京都府としましては、関西広域連合、国、関西電力とともに節電対策の検討を進めているところでありますので、引き続き、節電へのご協力をお願いいたします。


昨日別件でキリンのリリースをたどっていたところ、みつけたのがこれ。今日の先行記事にもあるけど、このキリンが投じた初期投資分7億円だけでも、例の市長や彼が属する団体に賠償請求出しても良いような気がする......というのはさておくとして。

キリンのリリースでピンときて、

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このページは、不破雷蔵が2012年4月27日 08:56に書いた記事です。

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